英国アンティーク家具の修復の仕事を始めて30年以上が経ちました。時代を生き延びてきた古い家具を修復し、未来の職人に託していく。今まで何千という家具を直して来ましたが、ひとつひとつ個性や特長があり、まだまだ興味は尽きません。
その修理の経験を生かし、2003年よりアンティークフィニッシュの木製品を製作・販売も始めました。
素材は無垢材を使用し仕上げは主にフレンチポリッシュ。
歴史的建造物の内装やアンティーク家具、楽器などによく使われている塗装でシェラックという自然素材の塗料を使用しています。
本物のアンティークのように時間が作ったキズ、汚れ、虫食い跡等を再現し、使い込むほどに味わいが増す木の雑貨をひとつひとつ手作業にこだわって製作しています。
お手元に届いたその日から何年も使い込んだような風合いとなめらかな手触りを楽しんでいただけます。
ここ数年は、ウィンザーチェアの復刻にも取り組んでいます。英国アンティークの定番とも言える椅子の、誕生当時の素朴で荒削りな雰囲気を再現するのが目標です。
イギリスでは作られてから100年以上経ったものだけを「アンティーク」と呼びます。
物を大切にして長く使うとこ、子供や孫に受け継いでいくことはとても素敵な習慣です。お気に入りの家具は定期的に修繕し長く大切に使っていきたいものです。皆様のお気に入りの家具が、本物の「アンティーク」になるまでの、お手伝いが出来たらと思っています。
アンティーク家具修理工房 フォーキー
主宰：高野光治（たかのみつはる）
1962年生まれ
1986年から英国アンティーク家具修復の仕事に従事
2003年より「フォーキー」として活動開始
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